ワシントン今昔


 ワシントンは低湿地に位置していた。生ゴミの回収も適当で公的なものではなく野豚がしていた。泥だらけの街路に澱んだ運河、湿気が町中からたちのぼる。このためワシントンではあらゆる病気、特にマラリアが蔓延した。マラリアを運んでくる蚊にとってはワシントンは最適の地だった。大統領は夏にバカンスをとったがそれは身を守るためであった。ワシントンに夏の盛りに滞在しているとマラリアにやられてしまうからだ。ワシントンは今からは想像もできないほど田舎だった。ホワイトハウス近くの森で迷子になりかけた大統領もいる。

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