学生時代


少年時代の教育
 タカホーに設けられた教室がジェファソンの教育の始まりであった。その小さな教室でジェファソンは、姉妹や従兄弟とともに個人教師から教えを受けた。それからジェファソンは9才から14才まで寄宿しながらウィリアム・ダグラス牧師William Dougrasの下でラテン語とギリシア語、そしてフランス語を学んだ。
さらに14才から16歳までフレデリックスヴィルのジェームズ・モーリー牧師の家に下宿し、「歓喜の豊かな源」であるギリシア・ローマ古典を学んだ。週末には12マイル離れた自宅に帰った。「正確な古典の学者」であるモーリー牧師は400冊程度の蔵書を持っていた。それは書籍がまだ高価だった当時としては多い数である。ジェファソンがモーリーの蔵書で様々な分野の本に親しんだことは想像に難くない。

ウィリアム・アンド・メアリ大学
 ジェファソンは、1760年3月25日、ウィリアム・アンド・メアリ大学に「今後、自分に役に立つと思われるより広範な知識を得る」ために入学した。大学では特にウィリアム・スモールlという数学教授の影響を受けた。スモールの教えを受けることで、「科学の広がりと物事の仕組みに対する最初の観点」が養われ、「私の人生の運命が定まった」とジェファソンは記している。ジェファソンに多大な影響を与えたもう1人の学者はジョージ・ウィスである。ジェファソンによれば「若き時代の信頼できる敬愛すべき師」であった。ウィスは著名な法律家であり、後に独立宣言の署名者の1人にもなった。その後もウィスとの交際は続き、「生涯を通じて最も心から愛する友人」となっている。

トマス・ジェファソン大統領歴代アメリカ合衆国大統領研究