演説


リンドン・ジョンソン トンキン湾事件演説(1964.8.4)から抜粋 原文 その他の演説
 大統領と最高司令官として、トンキン湾内の公海上でアメリカの艦船に対する新たな敵対行動により、合衆国軍に報復行動をとるように命じなければならなくなったとアメリカ国民に報告するのは私の責務です。
 駆逐艦マドックスへの最初の攻撃は8月2日に行われましたが、今日、多くの敵船が魚雷で合衆国駆逐艦攻撃することにより、そうした攻撃が繰り返されることになりました。最初の攻撃が行われた後に駆逐艦と支援航空機がすぐに行動しました。少なくとも二隻の攻撃艇を撃沈したと私たちは思っています。合衆国の過失ではありません。
 この交戦における指揮官と乗組員の仕事ぶりはアメリカ海軍の最も素晴らしい伝統を成している。しかし、アメリカ軍に対して繰り返される暴力行為には、警戒的な防衛のみならず、積極的な報復でもって応じなければなりません。私があなた方に今夜話したように報復は続けています。ガンボートと敵対的な作戦で使われている北ベトナムの支援施設に対して今、空軍の行動を実行中です。
 より広い意味では、我が軍に直接向けられたこの新たな攻撃行動は、合衆国の私たち全員に、東南アジアの平和と安全のために戦う重要性を再び思い知らせました。南ベトナムの平和な村々に対するテロ行為による攻撃は、公海上でのアメリカ合衆国に対する公然たる攻撃とつながっています。
 南ベトナムの国民と政府に全力で協力しようというすべてのアメリカ人の決意は、怒りにより倍増させられました。だが私たちの反応は今のところ、制限的なものであるし適切なものです。私たちアメリカ人は、他の者は忘れているように見えますが、紛争が拡大する危険を知っています。私たちはさらに戦争を拡大させることを望んではいません。
[中略]
 東南アジアの自由を支持するために、平和を守るためにすべてのあらゆる方法をとるという決意の下に我が政府が団結していることを明らかにする決議を即座に議会が通過させるように私は要請しているとお伝えします。

リンドン・ジョンソン大統領歴代アメリカ合衆国大統領研究