祖先


ジョージ・ワシントン 騎士の末裔
 ワシントンという家名の起源は12世紀末に遡る。1183年、ウィリアム・デ・ハートバーンという騎士が、ウィリアム征服王から封地としてウェシントンを授かり、デ・ウェシントンという家名を使い始めたという。さらに7世の祖ローレンス・ワシントンは、ノーザンプトンシャーの荘園から得ている。その荘園は、「ワシントン荘園」として知られるようになった。またワシントンはシェイクスピアの戯曲で有名なイングランド国王エドワード3の血を受け継いでいる。他にも、はるかに系譜をたどれば、エリザベス2やウィンストン・チャーチルとも繋がりがある。

 イングランド内戦が勃発した際に、ワシントン家はチャールズ1に加勢したが王の凋落とともに封地を失い困窮した。そのためワシントンの曽祖父ジョンは、バルバドスを経て1656年にヴァージニアに移住し、最初はほとんど資金はなかったが最終的には約6000エーカーの土地を得た。その土地の中には後のマウント・ヴァーノンも含まれている。ジョンはヴァージニア植民地議会議員に選ばれ、1675年から1676年のフィリップ王戦争でヴァージニア民兵を指揮した。アメリカでのワシントン家の礎はジョンによって築かれた。祖父ローレンスもジョンと同じく、ヴァージニア植民地議会議員を務めた。

 またワシントンは、母メアリを通じて、14世紀のイギリスの農民一揆の指導者の1人であり、「アダムが耕し、イヴが紡いだ時、いったい誰がジェントルマンであったか」という韻文で知られるジョン・ボールの血を引いている。

ジョージ・ワシントン大統領歴代アメリカ合衆国大統領研究