演説


キューバ危機演説(1962.10.22)から抜粋 原文 その他の演説
 私は西半球全体と私たち自身の安全を守るために行動し、議会決議の支持として憲法により私に委託された権限の下、以下の最初のステップを即時にとることを命じています。
 第1に。攻撃的な増強を止めるために、攻撃的な兵器をキューバへ船荷輸送することに対する厳しい隔離封鎖を開始しています。どこの国からか港からか問わず、攻撃兵器を貨物に含むと発見された場合、キューバに向かうあらゆる種類の船は引き返すようにさせます。
この隔離封鎖は。もし必要であれば、他の種類の貨物や輸送手段に拡大されるでしょう。しかし、私たちは今回、ソ連が1948年のベルリン封鎖で試みたように生活必需品の輸送を拒むことはしません。
 第2に。私は、継続してさらに綿密にキューバとその軍事的増強を偵察するように命じた。米州機構の外相会談で発表された10月6日の共同声明では、西半球での諸問題に関する秘密外交は拒否されました。もしこうした攻撃的な軍事準備が続き、それ故、西半球に対する脅威が増すのであれば、さらなる行動が正当化されるでしょう。私は軍隊に突発事に備えるように命じています。そして、軍事施設にいるキューバ国民とソ連の技術者のために、この脅威を続ける関係者全員に対する危険を認識させるでしょう。
 第3に。西半球のどの国に対するキューバからのいかなる核ミサイル発射も、ソ連による合衆国に対する攻撃とみなし、十全の報復攻撃をソ連に加えるというのが我が国の考え方です。
(中略)
 第7、そして最後に。私はフルシチョフ書記長に、世界平和と両国関係の安定に対する秘密で無謀な、そして挑発的な脅威を止めてなくすように呼びかけます。さらに私はフルシチョフ書記長に世界支配の進行を放棄し、危険な軍拡競争を終わらせ人類の歴史を変える歴史的な努力に加わるように呼びかけます。フルシチョフ書記長は、ソ連は自国の外にミサイルを駐留させる必要は無いというソ連政府自身の言葉に立ち戻り、キューバからミサイルを撤退させ、現在の危機を広げ深めるいかなる行動も控え、さらに平和的かつ恒久的な解決策を追求することに参加することにより今、世界を破滅の亀裂から押し戻す機会を得ています。

ジョン・ケネディ大統領歴代アメリカ合衆国大統領研究