ジェファソンへ宛てた合衆国憲法に関する手紙(1787年12月6日付)
「あなた[ジェファソン]は君主制を恐れています。[その一方で]私は貴族制を恐れています。それ故、大統領に上院よりも強い権限を与えるほうがよいと私は考えています。また、すべての官職を任命する権限を―大統領によって任命された枢密院の助言を得るにしても―大統領に与えるほうがよいと私は考えています。もし枢密院のメンバーでなければ上院議員および上院にも決定権や発言権を与えないほうがよいでしょう。上院に官職を分配する決定権を与えた結果、党派心や不和が生じるに違いありません。あなたは一旦選ばれた大統領が何度も選ばれて終身となることを恐れています。そのほうがよいように私には思えます。あなたは外国による干渉、陰謀、影響を恐れています。私もそうです。しかし、選挙が度々行われれば、外国による干渉の危険も繰り返されることになります。選挙の回数を減らせば、それだけ危険も減るでしょう。そして、もし同一人物が再選されれば―再選されることは十分ありえますが―外国による干渉の危険は減るでしょう。外国人は、見込みがないことを悟って、そういう企みを行う気力を失ってしまうでしょう」

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