自由の帝国に言及したマディソンに宛の手紙(1809年4月27日付)
「ナポレオンに関して、彼が理性に支配されているのであれば、布告を撤回することは疑いないでしょう。しかし、彼の政策は、とても屈折しているので推測を免れ得ません。彼の現在の第1の目的は、[ヨーロッパ]大陸からイギリスの工業製品を締め出すことでイギリスの繁栄の源を干上がらせることだと思います。彼は、我が国の船舶に対してヨーロッパの港が開かれることがイギリスの戦争能力を充実させることにつながるのを恐れているのかもしれません。彼は、彼が報復しようとしている布告をイギリスが破棄することで満足すべきですし、揺るぎない原則に固執することでイギリスに撤回を余儀なくさせて我々を満足させるべきでしょう。我々がスペイン植民地に対する彼の新しい展望の障害になり得るので、彼は、我々の善意と折り合うでしょう。他の植民地との繋がりを保つために、彼は両フロリダを我々に与えることは疑いありません。しかし、何らかの代償があるわけではありません。なぜなら独立戦争当初から両フロリダは我々のものでしたし、独立戦争に至るまで両フロリダは我々にとって特に必要なかったからです。しかし、たとえ困難であろうとも、彼は我々がキューバを我が連邦に組み入れることに同意するでしょうし、メキシコやその他の地域に我々が支援するのを阻止しようとするでしょう。それが代償となるでしょう。そして、私はすぐにキューバの最南端に『この先はない』と刻んだ柱を立てましょう。それから我々は、我が連邦に北部も加えるのみです。それはもちろん独立戦争当初からそうでしたし、我々は創造以来、全く調査されていない自由の帝国を持つべきなのです。そして、私は、広大な帝国と自治政府のために、かつてこれほどよく考えられた憲法はきっとなかったということに思い至るのです」

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