ジェファソンの宇宙論(1823年4月11日付)
「我々が、その一部分であれ、全体であれ、宇宙を観察する時、人間の精神は、確かな意図、実に見事な技巧、そしてそれを構成するあらゆる原子の無限の力を感じ取られずにはいられないでしょう。遠心力と求心力の均衡によって軌道を正確に保つからこそ天体は動き、我々の地球自体の構造においても、大地や大海、大気、動植物はそのあらゆる微小な部分まで詳細に検討されているのです。昆虫や単に原子から成る生命でも、人間やマンモスと同じくらい完全に構成されています。鉱物の生成や消耗も同様です。こうしたものすべてに意図、因果があり、それは究極の原理、物質と動きからすべての物を創造するもの、それらが現在の形状で存在できるように保持するもの、もしくは調整するもの、そしてそれらを新しく別の形状に作り変えるものによると人間の精神は信じざるを得ません。我々は、宇宙の進行と秩序の維持を監督する力が必要である証拠を知っています。よく知られているように、恒星は消滅しても、新たな恒星が姿を現します。数え切れない進路をとる彗星は、太陽や惑星と衝突するかもしれず、別の法則によって刷新を図ることが必要になるでしょう。若干の種の動物は絶滅します。もしそれを修復する力が存在しなければ、すべてが混沌に陥るまで、すべての存在が1つずつ次々に姿を消していくでしょう。知性ある力強い主体が存在するという証拠は抗い難いものなので、宇宙が独立して存在するという仮説よりも、創造主が永久的に先在するという仮説を信じる無数の人々が、100万人に少なくとも1人の割合で、すべての時代を通じて存在していました」

歴代アメリカ合衆国大統領研究/歴代アメリカ大統領研究者の成果