ナショナル・ガゼット紙に投稿した小論(1792年4月2日付)
「連邦の真の友は誰か。理不尽にも敵を増やすような行いをする一方で、友になってくれないからといって他者を攻撃するような者ではないだろう。連邦の最良の友を毛嫌いし、政府の内外で投機精神を大切にする方策に賛成するような者ではないだろう。連邦が負債を償還する最良の方法を模索するどころか、不必要な負債を抱えるように促し、それによって政府内に腐敗をもたらすか、新しく課税する口実とするような者ではないだろう。前者は人民の信頼を損ない、後者は人民の愛着を遠ざける。恣意的な解釈や狡猾な先例によって、人民の意思に反するだけではなく、人民の権威を損なって、制限された連邦政府を無制限の裁量を持つ政府に変えようとするような者ではないだろう。連邦の共和主義や人民の共和主義の精神に反して、君主主義や貴族主義を認めたり、身を売ったりする者ではないだろう。我々の特質よりも、堕落の典型である世襲的な形式を受け入れる制度を支持する者ではないだろう。さらに、連邦自体を失うか、それとも連邦が保障しようとしたものを失うか、選択する憂鬱な義務を果たすように人民に強いるような者ではないだろう。連邦の真の友は次のような者である。人民の権威、すなわち連邦が依拠する礎の友である。自由、すなわち連邦が樹立された大きな目的機関の友である。世襲政治に至る道を開くようなあらゆる公的な施策の敵である。連邦が形成されたのは第一に世襲政治の専制に抵抗し、現在の政体から世襲政治に移行する可能性をより効果的に除外するためであった。公債を人民の利益を害するものと見なし、政府の効能を損なうものと見なす者である。不必要に公債の額を増やそうとし、償還期間を延ばそうとし、その影響を強めようとするあらゆる謀略の敵である。つまり、連邦の真の友とは、徹頭徹尾、共和主義的な政策の友である。それは、連邦を解体させ得る契機となるさんだつと君主主義の精神に反対し、共和主義的な人民の連邦の唯一の絆である」

歴代アメリカ合衆国大統領研究/歴代アメリカ大統領研究者の成果