ジェイ条約に関してモンローに宛てた手紙(1795年12月20日付)
「大統領が[ジェイ条約に]承認を与えたことが知れ渡ればたちまち、親英派は当局の名に盲従する者や大統領に絶対に服従する者によって強化されるでしょう。フィラデルフィアの主な商人やその他、約400名ばかりが承認を請願する際に主導的な役割を果たしました。イギリスの資本家の影響と銀行の理事の懇願によって多くの署名が集められたと信じるに足る理由があります。ボルティモアやチャールストン、その他の商業地は、フィラデルフィア、ニュー・ヨーク、そしてボストンを除いて類似の過程をたどったわけではありません。好都合な面を人民に誇張することによって、戦争の恐ろしさや大統領の人気に訴えかけることに成功をおさめるとともに黙従が通用しています。しかしながら、大衆は本心ではジェイ条約に敵意を抱いていることはほとんど疑いありません。[中略]。あなたの手紙で、ジェイ条約にも拘わらず、フランスが友好的な態度を続けていることを知れて喜ばしく思います。寛大な行いは、我々の利益になるだけではなくフランスの利益にもなるでしょう。それは我々の名誉と貿易をイギリスの体面と独占のために売り渡す陰謀を挫くに違いありません」

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