ジョナサン・ラッセルへの訓令(1812年6月26日付)
「戦争が、短い期間ではなく、1年間か、もしくは数ヶ月続けば、合衆国側が、今、存在しない和解に至るうえで深刻な障害となることが予測されます。私は1点のみ言及します。我が軍がカナダに侵攻すれば、イギリス領の住民と合衆国の協約という間違いなく達成される方策の効果と(きっとそれに伴う)成功が我が国の世論に及ぼす影響―占領した土地を放棄することが難しくなる―をあなたは受けることになるでしょう。合衆国はフランス政府と何も約束を交わしていないとあなたに注意を促すことが妥当だと思われます。我が国とフランス政府の間で多くの重要な問題が未だに解決されていません。我々はフランスと結ぶことを望んでいるわけでもありませんし、もし避けられるのであれば、我々はそうしないでしょう。イギリスが我々に対して戦争を継続すること以上に大いなる災難を伴うものはありませんし、そうした結果を生み出すものもないでしょう。それ故、あらゆる見地から問題を検討すると、今がイギリスと和解する好機なのです」

歴代アメリカ合衆国大統領研究/歴代アメリカ大統領研究者の成果