連合議会への告別の辞(1783年12月23日)
「議長閣下、私の退任に関する盛大な行事が遂に行なわれました。今、私は連合議会に私の真摯な祝意を捧げ、私に委ねられた信任を連合議会の手に委譲し、我が国への奉仕から身を引く許しを求めるためにその前に立つという栄誉に浴しています。幸いにも我が国の独立と主権が確立し、喜ばしいことに合衆国が尊重される国になる機会を迎え、私は自信がないままに受けた使命を全うして退任します。大変厳しい責務を成し遂げるうえで私の能力に対する自信のなさは、我々の大義の正しさに対する自信、連邦の最高権力の支援、そして神のご加護によって取って代わられました。戦争を成功裡に終結させたことは、最も楽観的な期待を立証するものであり、神の思し召しと我が同胞から得た支援への感謝は、重要な戦いのあらゆる場面を振り返るとますます増してきます。私が軍全体に対して負う義務を繰り返し果たしている間、この場で戦争中、私に愛着を寄せてくれた諸君が行なった特別な奉仕と際立った功績を認識せずに私自身の感情を十分に発露させることはできません。私の幕僚を構成する腹心の士官達の中で誰がより幸運を授けられるべきかを選ぶことはできません。特に今この瞬間も軍役に服している者が大陸会議の恩顧を受ける価値があると推奨することをお許し下さい。我々の愛する祖国の福利を全能の神の庇護に委ね、福利を管理する者に神の恩寵を願って、私の公的生活の最後の厳粛な行いを締め括ることは避けることができない義務だと私は思います。今、私に与えられた仕事は終わり、私は戦争の偉大なる舞台から退出します。そして、私が長い間その命令の下で活動してきた偉大なる連合会議に愛情のこもった別れを告げます。ここで私は任務を返納し、すべての公職に別れを告げます」

歴代アメリカ合衆国大統領研究/歴代アメリカ大統領研究者の成果