演説


ポツダム会談に関する報告(1945.8.9)より抜粋 原文 その他の演説
 イギリス、中、そして合衆国政府は、彼らに何が待ち受けているか適切な警告を日本国民に行いました。私たちは日本国民が降伏できるような一般的な条項を主張しています。私たちの警告は無視されました。私たちの条件は拒否されました。それから日本人は原子爆弾が何をなすことができるか見ました。日本人は原子爆弾が将来するであろうことを予見することができます。
 世界は、最初の原子爆弾が軍事基地である広島に投下されたことに注目するでしょう。それは、私たちが、最初の攻撃で市民を殺害することをできるだけ避けようとしたからです。しかし、かの攻撃は、やがて来るべき事に対する警告に過ぎません。もし日本が降伏しなければ、爆弾を日本の軍需工場に投下しなければなりませんし、その結果、不幸にも何千もの市民の命が失われることになるでしょう。私は、日本の市民に工業都市から即座に立ち去り、破壊から自分の身を救うよう促します。
 私は原子爆弾の痛ましい重要性を認識しています。
 原子爆弾の製造と使用は、我が政府により軽々しく行われたわけではありません。しかし、私たちは、敵が原子爆弾を探求していたことを知っていました。今、私たちは、敵が原子爆弾を発見までどのくらい間近なところまで迫っていったのか知っています。そして、私たちは、敵が原子爆弾を先に発見すれば、我が国と平和愛好諸国、そしてすべての文明に降りかかったであろう災厄を知っています。それこそ私たちが、長く不確かで苦労して原子爆弾を発見し製造に強いて取り掛からなければならないと感じた理由なのです。私たちはドイツとの開発競争に勝ちました。原子爆弾を発見して、私たちはそれを使用しました。私たちは原子爆弾を、パール・ハーバーで警告も無く私たちを攻撃した者たちに対して、アメリカ人戦争捕虜を飢えさせ、打ち、処刑している者たちに対して、そして、戦時の国際法を遵守する素振りさえ全く見せない者たち対して使用しました。私たちは原子爆弾を、戦争の苦痛を短くするために、無数のアメリカの若者の命を救うために使用しています。私たちは、日本の戦争遂行能力を完全に破壊するまで原子爆弾の使用を続けるでしょう。日本の降伏のみが私たちを止めることができるでしょう。

ハリー・トルーマン大統領歴代アメリカ合衆国大統領研究