驚異的な記憶力
リンカーン  リンカーンは記憶力が抜群によかった。イリノイ州議会選挙に立候補した時にリンカーンは、キャンペーン中にある地方に立ち寄って住人たちと会食したことがあった。 その後10年以上経って、一人の兵士がホワイトハウスにやってきた。リンカーンは、その兵士を一目見るなり、「よく覚えているよ。君はダンヴィル・ロードに住んでいたね。私が州議会に立候補した時に会食したね。中庭の門のところで立ち話をしていて、その間、私はナイフを研いでいたよ」と言った。
 兵士は、「その通りです。それで研ぎ石がどこにいったかわからなくなりました」と驚きながらも答えた。リンカーンは兵士に「研ぎ石なら、門の一番高い柱のところに置いたよ」と教えた。兵士は、「そうですか。そんなところとは思いもよりませんでした」と言って、家に帰るとリンカーンから教えられた所を探してみた。はたして研ぎ石はちゃんとそこにあったという。