トップへ

アメリカ歴代大統領研究ポータル

アメリカ大統領就任式完全マニュアル
初代アメリカ大統領は誰か
 初代大統領がジョージ・ワシントンではないという話がある。もしワシントンを初代大統領と呼べなければ、その候補は大陸会議議長ジョン・ハンソンかもしれない。大陸会議は連邦議会の前身組織である。確かに大陸会議議長もプレジデントと呼ばれていたので「初代大統領」と訳すこともできる。しかし、大陸会議議長は現在の大統領とはまったく違った存在である。
 もしハンソンを「初代大統領」と呼べるのであれば、ヴァージニア植民地のジェームズタウンの初代長官エドワード・ウィングフィールドを「初代大統領」と呼ぶこともできるはずだ。なぜならアメリカで最初にプレジデントという言葉が使われたのはジェームズタウンの長官だからである。ただし普通は「植民地長官」や「総督」と訳される。
 つまり、ジョン・ハンソンやエドワード・ウィンフィールドは初代プレジデントと言えるかもしれないが、現代の意味での「大統領」と呼ぶことはできない。したがって、やはり初代アメリカ大統領はジョージ・ワシントンである。