見事な皮肉


 1916年の大統領選挙はウッドロウ・ウィルソン対チャールズ・E・ヒューズの二人が焦点になっていた。選挙戦は接線でカリフォルニア州を制した者が勝者となる。最初の開票結果報告は、ヒューズの勝利。ヒューズに有利な開票報告が続いたのでヒューズは勝ったと思い込んで寝てしまった。しかし、実は投票の結果が反転し、ウィルソンがカリフォルニアを制した。結果、ウィルソンが大統領になった。翌朝、記者がヒューズのもとに結果を伝えに行った。記者はヒューズのもとで、大統領はお休み中だから邪魔をしないようにと告げられ待たされた。「起きましたら伝えるので伝言をどうぞ」と言われた記者は、「ヒューズに君は大統領じゃないんだよと伝えて下さい」と言ったそうな。

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