国務長官ティモシー・ピカリング


 ランドルフの辞任を受けて、ピカリング陸軍長官が国務長官に異動した。ティモシー・ピカリングの経歴については、郵政長官ティモシー・ピカリングを参照せよ。
 ピカリングはフランス革命に対して当初は好意的であったが、その影響がアメリカ国内に及ぶにつれて反感を抱くようになった。強固な連邦派に傾いたピカリングは、暴徒によって連邦政府が打ち倒されるのではないかと危惧していた。そして、イギリス海軍こそアメリカをフランスの影響から守る防壁だと思うようになった。こうしたピカリングの姿勢はワシントンの中立宣言を遵守する際に適当なものとは言えなかった。政権交代後もピカリングは留任した。

ワシントン政権閣僚歴代アメリカ合衆国大統領研究